PAPER WORLD 2001

先日、Paper Worldに遊びにドイツまで行って来たので、そのご報告です。

まず、会場が広いのには、驚きました。とても、じっくり見てたら一日ではまわりきれる広さではなかったです。万年筆だけではなく、様々な文房具関連のフロアがあり、(封筒やら、紙そのもの、手帳など)特に、そう言った物の好きな自分としては大変面白かったです。

肝心のペンの取材なのですが、写真は基本的には駄目な所が多く、カタログも、新作に関しては、無くなってしまっているのか、カタログが間に合わないのかは分からないのですが、無い所が多かったです。

そんな訳で、取りあえず、まわったところを順に…。

 

STIPULA

まず始めに目に入ったのは、Stipula で、イリスという新作が、今年の春に出るみたいです。限定品らしいのですが(88本)キャップのてっぺんには丸いルビーがついていたので、値段はそれなりのものになると思います。全体的にStipula らしい落ち着いた作りになっていて、雰囲気はかなり良かったです。

それと、イカストーニに新しい色が加わりました。Ametistaという色で、赤色べースの斑色です。 基本的には、今までのAgata や Lapisと言った色の、赤バージョンだと思っていただければ…。

実際に見た印象では、かなりいい色に仕上がってました。まだ、イカストーニを持っていなく、欲しいと思う人にはお勧めかもしれません。

Duetto シリーズにボールペン(キャップを回してペン先を出すタイプ)が加わったそうです。(自分の下調べ不足で、このシリーズ自体が新しいのかは良く分からないのですが…)

Stipula の人がさっと、見せてくれただけなので、確かではないのですが、このシリーズの万年筆も、キャップを回してペン先を出すタイプみたいです。

このシリーズも、見た目は相当きれいで、色においてはイカストーニよりも個人的には気に入りました(カタログ有り)。

MONTBLANC

Mont Blancからは、Solitaire Hematiteという新しいシリーズが出るらしいです。キャップの部分にヘマタイトが使われていて(チタンコーティングのような色でした)ボディはステンレススチール(色はシルバー)で、全体的には金属的なスタイリッシュな印象を受けました。(カタログ有り)

Boheme(これも、シリーズ自体が新しいのかはちょっと…)も新しく、ちょっと小さめのボディ(黒、樹脂)に金の縁、クリップが(シルバーもある)ついていてクリップの先には四角い石がついてました。(赤、黒、ブルー)

キャップの先端は、最近のMont Blancには珍しく、あまり丸まってないタイプで、持ち歩くためのペンとして、重宝しそうな感じです。(カタログ有り)

それと、モーツアルトシリーズに小さいサイズのものが加わりました。これも見た目では、かなりいい印象です。Mont Blancから、もらったカタログNew Collections には Solitaire Nikolai Iと言う、シルバーの丸みを帯びたボディにグリーンの半透明のキャップが着いた、シリーズがあるのですが、これは会場で見たものの、説明を受けてなく、新しいのかどうかは、はっきりしないところです。(すみません)

OMAS

Omasでは、いつもの三角ペンのシリーズにチタン色のものが加わりました。ペン先とボディの境目付近にある、銀色の縁のところにはダイヤモンドが入っていたと思います。

Omasにおいては、カタログなどがもらえなかったのですが、説明してもらった時の話では(自分の英語力にかなり疑問が…)生産が追いつかないのか、実際に限定品なのか手に入れるのは難しい、との話があったような気がします。

MONTEGRAPPA

Montegrappaからは、GEA2001という新しいペンが出るらしいです。当然のように限定品で500本ぐらいだと言ってました。四月、今年の春に出回るみたいです。

残念ながら、Montegrappaも写真は駄目で、カタログもありませんでした。今回まわった中では、一番お高くとまった印象があるのですが、まあ、さすがと、言えばそんな気もしてくるから不思議です。

PELIKAN

Pelikanでも、新作のカタログ、写真は、手に入れられませんでした。1931 WhiteGold が新作なのですが、その名のとおり材質はWhite Gold で銀色できれいにまとまったペンでした。

他には1935の緑色したペンがかなり気に入ったのですが、これは新作ではないみたいです。(カタログ有り)

CARAN D'ACHE

Caran d'Acheには、さすがに日本で事業展開してるだけあり、日本人の社員がいました。銀座の伊東屋でも、出たらしいのですが、三千万円以上するというDiamonds Collection を見て来ました。 太めのペンで、銀色のボディ全体に(キャップも)びっちりと小さいダイヤがすき間なく敷き詰められているペンで、キャップのてっぺんのCaran d'Acheのマークはルビーで描かれてました(カタログ有り)。もはや、ペンというよりも、宝石の塊のようなペンなのですが、それなりに見た目は美しく、話の種にはなるペンです。ギネスブックに申請しているらしいのですがまあ、どうでもいいでしょうか…。

新シリーズとしてはMirror が加わりました。色は艶のあるシルバーでCaran d'Acheらしくシンプルに仕上がっているものの、らしくない印象を受けました。個人的にはCaran d'Acheのペンはかなり好きなのですが、どちらかと言うと銀色のボディに、シンプルな文様が掘り込まれているタイプが好きだったので、その名の通り、鏡のようになっているボディは、ちょっとつまらないかなぁと…(カタログ有り)。 値段の方はそこそこするらしく、十八万円ぐらいかと言ってました。

DELTA

Deltaでは、一番立派なカタログを頂いたのですが、説明できる人が今いないとのことで、後々、何かしらの情報を送ってくれるとのことでしたが、何せ、交渉したのが、自分なので、いまいち信用性には欠けるところです。

VISCONTI

Viscontiにおいても同じで、カタログが無く、今は簡単な情報しかないとのことでした。今回まわった中では、一番感じが良く、対応も良くしてくれたのですが、準備不足のせいであまり質問が出来ませんでした…。

ANCORA

Ancoraでも、カタログをもらい、社長にまであったのですが、今までペンは見たことがあっても、その、会社自体は全然知らなかったので、お話にならず、ペンの説明を訳がわからないまま、聞いているだけとなってしまいました。 一つだけ気になったので、聞いたところ、ペン先はどうやら自分のところで作っているらしいです。

日本に代理店はまだ無く、今探してるところだともいってました。

SHEAFFER

Sheafferでは、Javelin の Plastic Series という、新しいペンがありました。プラスティックの半透明のボディのペンです。Delta grip も新しいペンらしいのですが、ボールペンだけのシリーズで、双方とも、どちらかというと安いお手軽なペンの部類に入ると思います(カタログ有り)。

WATERMAN

Waterman のブースは残念ながら行けなかったのですが、会場のほかの場所にはWatermanの、キャラクター物(ゲーム)のペンが飾ってあり、ますますそういう方向に走っているような印象を受けました。

 

と、こんな感じで、今回はざっと、まわっただけになってしまいました。全体的に、今まであったシリーズにボールペンが加わっただとか、万年筆が加わったとかいう、バージョンアップはどこの会社でもけっこうありました。

今回の教訓として、取材したい会社のペンをある程度調べて行かないとお話にならないことが、良く分かりました…。今回頂いたカタログは、近いうちに日本に送りますので、機会があれば見て下さい。

このイベントにはぜひ来年また、行って見たいと思うところです。もっと英語が話せるようになってればいいのですが…。

(A. K.)

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